【2019春M3まとめ】導入して良かったものと失敗したもの

M3

M3お疲れさまでした!ヽ(´▽`)/
いや〜初出展でしたがM3とっても楽しかったです!

さて今回M3春の準備に導入して良かったものと失敗したものを紹介していきます。
ぶっちゃけ1万円くらいは失敗しているので自分の記録と経験談としてシェアしようと思います。

※ポスターやジャケット依頼、CDプレスはすべて良かったですが今回は省きます。

【導入して(購入して)良かったもの】

■ディスプレイ&オブジェ
ウチでいうと宝箱やポーション、木製の写真スタンド
自分の世界観をより象徴するワクワクする物を置くと、強調されてその世界観が好きな人や興味を持った人が集まりやすくなるんじゃないかなと思います。

あのポスター気になるなぁ〜どうしよっかな〜?
→ ん?何あれ宝箱?ポーション?熱いな!!(触ってみたい!近くで見たい!)

で、さらにウチは宝箱の中に試聴セットを入れていたので、大好評でした( =̀ω=́)Ъ+
宝箱ってワクワクするし、実際に触って開けられるからねヽ(´▽`)/
「こういう演出好き!」とか「中身ミミックじゃないですよね?(笑)」とか言う話が出る楽しい空間ができました!
あと木製の写真スタンドはCDとトラックリストを立てかけて、離れていてもジャケットやリストが見えるようにしました。
ファンタジーだから木製の方が映えるし、見た目的に良かったので。(タイトル写真参照)

■SONY MDR-7506(試聴用ヘッドホン)
試聴用ヘッドホン購入に失敗していたところ小狐丸さんに勧められたヘッドホン。
僕は普段SONYのST900を使っているのですが、安価にもかかわらずそれに非常に近い音がして気に入ってます。
ST900系のヘッドホンは個人的には偏りが少なくバランスが良いといった印象。
さらに折りたたみが出来るので今回の試聴演出でヘッドホンまで宝箱に納めるということを実現可能にしてくれた救世主です。
(小狐丸さん、ありがとうございます!)

■CASIOのポータブルCDプレイヤー
これは家にあった懐かしのポータブルCDプレイヤー。
後に記載する失敗したCDプレイヤーよりも遥かに音が良くテンション上がるくらい。
操作性も良く、今どのトラックかちゃんとわかる。(←後のプレイヤーと比較)

何でこれ?と突っ込まれたら「これは古代技術の集大成で当時の最先端アイテムなんですよ」的なボケも実は考えていた(笑)
秋のM3で使っているサークルを見かけていたので使用。下手なものを使うより遥かに良かった。

■テーブルクロス(自作)
スペースにサイズを合わせたので単純に自分のスペースが明確になる。スペースのトラブル削減ができるかと。
ここも世界観が出せるところなので、自分の世界観にあったもの(可能であればより強調されるもの)を用意すると
スペース全体が自分の世界観を出してくれるようになるかと。
在庫たくさん並べるより、演出で世界観を出した方がいいんじゃないかなぁと個人的には思います。
並んでいる在庫があまり多くない方が売れてる感/買えなくなるかも感が出るし、少なくなったら足元の在庫から足せば良いんで。

■ラミネーター
これは昔買って今でも使っているもの。これがあると下記のようなものが作れるのでオススメです。

・お品書き(トラックリスト)
あるとディスプレイが賑やかになるし、試聴者用に作成。
あとウチのジャンルは紛らわしいので「架空のファンタジーRPG」と大きく記載した。

・ポップ(とりあえず試聴OK!)
ウチは趣味が合ったら購入してもらうスタンスなので「とりあえず試聴OK!」とポップを作りました。
「お願いします!」とか好きでもない人に売りつけても、ちょっとその時の売上が上がるだけ。
買わされた人は「この曲良いよ!」とか絶対広めないだろうし、
リピーターにもファンにもならない。結果、誰も幸せにならない。それがこのスタンスで売る理由。

ちなみにこのラミネーターはA4までラミネート可能でお値段は当時3千円くらいでした。

■ポスター下にポップ
ポスターは絵師さんにポスターサイズで作成してもらったけど、
「パッと見ウチのジャンル既存ゲームのアレンジなのかオリジナルなのか分からん!」
って他のサークルさんのポスターを見て思い、前日に追加したもの。
「架空のファンタジーRPG オリジナルサウンドトラック」と記載したデータを作成
印刷してラミネート。穴空けパンチで穴あけて百均で売ってた C な開き方をする単語帳とか挟みそうなリングパーツでPO.SU.TAの下のバーに装着。
「これは実在するゲームのアレンジとかではない感じですか?」と聞かれたので、おそらく役に立ったかと。

ポスターに追加要素がある場合に使えるかもしれません。

■値札
値段を明確にすることで、「一枚いくらですか?」っていう手間や時間の削減。
「安いじゃんまだ買える」「高いから買わない」って人を自動的に選別してくれるシステムな気がする(書いててそう思った結果論)
近くの百均には大きめのカードスタンドしかなかったので、1/3にスペース名、残り2/3に値札と行った用紙を作成しました。

■ネットワークプリントサービス
https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/ja/top.aspx

プリンター持ってない人、自宅のプリンターや用紙が貧弱、微妙、コンビニの方が良い!って人にオススメです。
登録して画像ファイルをアップしたらネットワークプリントのあるコンビニに財布だけ持っていけば印刷できます。
たしか保存期間は7日だったかと。消し忘れても自動で消えます。ポスターとジャケット類を除く僕のポップ類は全てこれで印刷しました。
登録とかは無料で印刷時にコピー代がかかる感じです。

■パスケース
百均で買った首から下げて伸びるタイプ。入退場で通行証を見せるのが楽。

■サイン
音楽活動をして世に発信をして、ファンになってもらえたら、そのファンにとってあなたはもう立派なアーティストです。
僕は異例ですが、東京ゲーム音楽ショーでゲスト出演したライブ(ギター入れを担当した関係)でなんとファンができ、
サインを求められることがありました。V系バンド以降自分のサインを作っていなかったため、大したサインが書けず気まずい思いをしました。
「次の機会までに考えておきます」そう約束したファンがM3にも来てくださいました。

サインが書けないと自分も恥ずかしいですが、勇気を出してサインくださいって言ってくれたファンに悲しい残念な思いをさせてしまいます。
勘違いヤロウでもいいじゃない!自分はまだ有名じゃないし。。。なんて思わずサインを考えておくことを強くオススメします。

■記録
これは用途は決まっていないのですが、「自分のファン層を知るチャンス!」と付けたもの。
売上枚数とは別に客層を記録しました。

じっくりつける余裕はないだろう(一人ずつ深い話はできないだろう)と言うことで
パッと見の印象で練習感覚で「男女」「さっくり3分割の年齢層」で記録をとりました。
正直漏れもあると思いますが、今後戦略を考える時に何かと参考になりそうです。

【導入して(購入して)失敗したもの】

■Pioneer SE-M521(試聴用ヘッドホン)
わりと安価でも良いと近くのホームセンター的な店で購入したのですが、個人的にはとても嫌いな音でした。
対応帯域が広く低音推しの売り文句でしたが、現在の音で作成した音、特にギターが悪い意味で昔のパンテラ(※パンテラは好きでリスペクトしてます!becomingとかDominationとか好きです)時代にあったローも無くてミッド削ったような古臭い音になりました。簡単に言えば「変にEQかかって劣化した」ということで放置中。

■Wall Mounted CD player(Amazonで買った時は商品名がよく分からなかった)
見た目に惹かれて購入するも、端っこにかいてあった「ポータブル」でも「電池式」でもなかった。
USBでコンセントにつながるタイプだったので、何とか使えないかとモバイルバッテリーを購入。
コンセント同様に動くには動いた。コンセントでも電池でも試したけど、リモコン式でリモコン操作すると1つの動作に反応するまで5秒くらいかかる。
音も良くないし、出力も弱い。トラック選択もミスが多く反応してるのかしていないのか判断できずイライラする。
現在選択しているトラックの表記はない。

見た目と内臓スピーカーで何と無く音楽が流れていれば良い人向けかと。
これで試聴したらたぶん俺はそのCD買わないかな。
ウチにあったポータブルCDプレイヤーの音質がめっちゃ良かったのでそちらを採用しました\(゜ロ\)(/ロ゜)/

■audio-technicaのL字アダプター(高音質)
宝箱にヘッドホン差したままプレイヤーが入るか不安だったので購入。
超高音質とか書いてあったけど、無駄に高域〜超高音域がブーストされててキンキンしすぎる。
ST900系は元から高音強めだから相性が悪かったというのもあるかと。
届いたヘッドホンを試したら問題なく入ったので、このアダプタはお役御免の放置行きに。。。

【まとめ】
秋のM3で一般参加した時も思ったけど、それぞれの音楽が流せない分、目に見える見た目が超重要だと確信した。
ジャケットとポスターはもちろん他のグッズでも自分のスペースを自分の世界観で満たすと見た目も良くなる!

ただ試聴用の音に関しては見た目より、音質重視が良いかと。
いくら見た目が良くても試聴して曲が超微妙だったら、試聴した人は買ってくれないかと。

意外とネットやSNSから来た人は他のサークルさんくらいなんじゃないかと思います。
(ウチの動画再生回数は大して伸びなかったし)

お金をかけても微妙なものは微妙!そいつをどうにか使えるようにするよりも、
サッパリ切り替えて他のものを使った方が質も上がるし、結果的に浪費が減る!

たぶんスペースって音以外のところでどれだけお客さんに喜んでもらえるか
が重要でそれをすると試聴や新規ファン獲得に繋がるんじゃないかなぁ?
今回は動画もラジオも間に合わなかったので尚更そこに重点をおきました。
出展サークルの一つの経験談として何か参考になれば幸いです〜

ちなみにウチはM3初出展で36枚購入いただきました!
ご購入くださった方々、ありがとうございます!
(音源交換、購入し合いを含めるとたぶん40枚突入してます。)

では納期も近いので他の製作に戻ります〜ヽ(´▽`)/

導入一覧
■導入して(購入して)良かったもの
・ディスプレイ&オブジェ
・SONY MDR-7506(試聴用ヘッドホン)
・CASIOのポータブルCDプレイヤー
・テーブルクロス(自作)
・ラミネーター
・お品書き(トラックリスト)
・値札
・ポップ(試聴OK)
・ポスター下にポップ
・記録
・サイン
・ネットワークプリントサービス
・パスケース

■導入して(購入して)失敗したもの
・Pioneer SE-M521(試聴用ヘッドホン)
・Wall Mounted CD player
・ポータブルバッテリー
・audio-technicaのL字アダプター(高音質)